大人になったんだと感じた「シン・エヴァンゲリオン」 「ゆっくり見たい映画」
タイトルのとおり、「大人」になったんだと感じた、シン・エヴァンゲリオンです
大人とはなんだろうと考えさせられました。
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目次
観にいった経緯
感想_私が特に心に残った部分
感想_問答シーンが心に残った理由-
余談_私自身の経験
最後に
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----観にいった経緯----------------------------------
昨日の半年ぶりの会社の帰りに見てきました。
あと、ブックレット目当てに・・・笑
2回目だったのですが、1回目よりも感動しました。
----感想_私が特に心に残った部分---------------------
前半パートの生きる、働くが描かれているシーンも好きなのですが、後半のシンジくんとこれまでの主要キャラとが問答するシーンが特に感動しました。
これまでのわだかまりというか、コミュニケーション不足だったところを回収していく
一方通行だったと思いを解消していく。
戦いではなくて対話という形で。
このシーンが特にきました。
大人になるというのはこういうことなのかなと感じました。
このシーンからもエヴァンゲリオン自体が大人になったといいますか。うまくはいえないのですが次の段階に進んだと感じました。
----感想_問答シーンが心に残った理由-----------------
少し話は戻ります。問答のシーンまで。
シンジくんは自分の気持ちを相手に伝えて、相手にもそれを受け止めてもらい認められて次の問答に進んでいくシーンです。
ここで行っている問答は、我々の現実の世界でも本来ならきちんと行われるべきことです。
ですが、私自身、それができているのかというとそうでもないと感じます。
自分の言葉をまとめるのが難しい。それを相手にわかってもらうことはもっと難しい。だから伝えない。
これだと、これまでのエヴァンゲリオンと同じですね。
シンジくんは大人になったのに私はどうか、といわれるとまだそんな段階でもない。
自分の気持ちを自分の言葉で相手にわかってもらうように伝える。
シンプルながらも難しく日常生活でも諦めがちになっていることです。
ですが、ここから逃げている以上、それより良い関係にはならない。今の問題は解決しない。ましてや自分を認めてもらうことなどあり得ない。
だから「伝える」ということを、「自分の気持ちを言葉にする」ということを、「他者との対話」から逃げてはいけない。
ここから逃げない覚悟が大人になる、ということだと受け取りました。
---私自身の経験-------------------------------------
子供の時は、思いはシンプルだったが、それを自分の言葉にできず伝えることを諦め、成長すれば考えは複雑になるがそれを表現する方法が見つからないので発信できない。
だから伝えたいことはあるが口に出さず、静かな人に見られる。不機嫌そうに思われる。本当はそうでないかもしれないのに・・・
この状態がまさに子供なのかな?笑
気持ちの言語化と表現はまるで、年齢に合わせて難易度調整されているみたいですね笑
----最後に------------------------------------------
シン・エヴァンゲリオンが映画として伝えたいメッセージはこれなのかはわかりません。
ですが、私には、塞ぎ込みな子供から大人に成長することを伝えたいのかなと、思っております。
傷ついても相手との対話と認め合うことを求める。
アニメ版で目指した人類補完計画とは本当に真逆だと思います。
あらためてゆっくりみたい、考えてみたい映画だなと感じました。
それなので今回、ここで取り上げました。
本当によかったのでまだみていない方は是非!
→ブックレットのイラスト集の中に綾波レイとカヲルくん、小さいシンジくん?のスリーショットがあるのですが、これがかなりいいです笑
あまり内容には触れていませんが、内容となるとそれはもう難しいので私の感想ということで勘弁してください。笑